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「親の過干渉」を乗り越える~その3

前々回より、ある女性が、母親に子どものころから過干渉を受け、

その後、親子で話し合いを何年も続け、

乗り越えた事例をご紹介します。

この「親の過干渉」については、数回にわたって、お送りしています。

前々回で、過干渉が虐待といえること、過干渉を受けた子どもの辛さ、

また、憲法第十三条や児童憲章について、

お話しさせていただきました。

また、前回では、知識としての「母性の両側面」や「死と再生」について、

お話しさせていただきました。

今回は、過干渉を乗り越えた事例について、お話しさせていただきます。

その女性は、母の過干渉に耐え切れず、「絶縁」覚悟で、

完全に母の干渉が届かない遠いところに引っ越しました。

そこで、今まで経験したことのない失敗をたくさん経験します。

ただ、母親に苦しめられていたと思っていましたが、

実は、身を挺して守ってくれたのだと思えるようになりました。

その女性は、結婚し、子どもが生まれます。

自分も「母」となりました。

そこで初めて知る、「母」としての子どもに対する深い愛情。

自分の母親と、母になった自分が、重なります。

「どんなことしても、この子を守りたい。」

「痛い思い、苦しい思い、悲しい思いはさせたくない。」

奥底の深い愛情が、かえって子どもを傷つけてしまうこともあると気づきます。

母と同じ過ちは犯さず、でも、愛情深く、子どもを育てようと努力します。

子どもと接するうちに、今までの心の傷が癒されたり、

また、自分の母親との確執が、突如、感情を揺さぶり、

どうしようもなく悲しくなったりする日々を送ります。

しかし、その過程の中で、自分の母親への気持ちが、

少しずつ温かくなっていくのを感じていました。

一方、娘が、自分の元を去り、気持ちの整理がつかない母。

なぜ、このようなことになったのか、色々と考える日々を送っていました。

そして、娘の立場になって考えるようになり、ようやく知るのです。

娘が苦しんでいたことを。自分が間違った接し方をしていたことを。

生まれた孫がきっかけで、母娘の交流が再開します。

始めは、お互い、自分の気持ちを相手に分かってほしいことばかりで、

口論になったり、失望したりすることが多かったようですが、

娘は、母の子どもの頃の話しや、母の親(=娘にとっては母方の祖父母)の話しを

聞くうちに、自分の母も、また子どもの時からの心の傷が癒えることなく、

苦しんでいたことを知るのでした。

お互いに、同じようなことに悩んだり苦しんだりしてること、

また、我が子への愛情が同じように深かったりと、

共感しあえるようになった、ある日のことでした。

お互いを分かり合い、認め合い、

「我が子はこうあるべき」、「我が親はこうあるべき」という

理想の押し付け合いではなく、お互いが人間としていろんな感情を持ち、

欠点ももっていて、しかし、素晴らしいところもたくさんある尊い人格を持った

大切な人なのだと思えた瞬間、二人は、同時に

「なにか憑き物が取れる感覚」を覚えたのだそうです。

ふわっと、気持ちも、体も軽くなったのだそうです。

二人同時に同じ感覚になったことで、ますます、深く理解しあえるようになり、

今まで互いに持っていた、負の感情が一瞬でなくなったのだそうです。

そして、その後、時々けんかはするけれど、

自分の悪いところは反省し、より良い関係になることに、

お互いが努力していくことによって、

今までとは全く別次元の親子関係になることができ、

一緒に暮らすようになったそうです。

もしも、悩みがあるのなら、ぜひ、ご相談ください。

お待ちしております。